人事課担当の人に連れられて

人事課担当の人に連れられて、会社の中をぐるぐる案内されてから、私は所属先の部署に案内されました。他の部署をさらりと見た感じでは、男女比率は7:3位の割合でした。しかし私の部署は20人全員女性でした。部長も新人教育係りも全ての先輩は女性でしたが、中学から大学まで女子高だった私には特にやりにくそうだなと言った空気は感じられませんでした。そしてオリエンテーションが無事終わり、本格的に仕事が始まりました。新人教育係りの先輩は優しく丁寧に教えてくれて頼れるお姉さん的存在です。他にもこの部署を取り仕切る部長を筆頭に仕事が出来る正にキャリアウーマンの方々でした。歓送迎会が開かれ、私は先輩らと共に参加しました。乾杯の音戸からお酒が回り、皆さんの本音が次々と顕になりました。部長も悪口がほとんどでした。なるほどと頭で整理しながら次の日出勤すると、その部長による私へのマウンティングが始まったのです。理不尽な部長のマウンティングは多々ありました。部長という権力を使い、白が黒でも黒と言いなさいと言わんばかりに。そして自分に逆らうものは徹底的に追い込みます。私の前の新人の方はそれが原因で退職しました。部長は他の部署の部長に負けたくないと、自分の部署の成績を上げようと必至なのです。特に他の部長でも同じ女性にはライバル精神からか、あそこの部長には負けるなと戦いのように言います。部長は更なる出世の為に、部下を自分の思うように操作して慕われている感を上司に伝えたいのだと言うことが分かってきた私でした。付いていたあだ名はメスゴリラというのが納得でした。今ではその上手く出世街道に乗り、私達より上の部署に異動となりましたが、やはりそこでも権力を振り回しマウンティングをするメスゴリラだと噂されてました。